はい。語りすぎました申し訳ございません。とまあ僕はとにかく少女漫画と携帯小説が大好き。

 スマホや本を持っていない時間でもこれはネタになりそうだなとか、前に読んだこれこんな続きがあったらいいなとか妄想するタイプ。

 男なのに少女漫画とか携帯小説とか好きなのかって? 好きなものに性別は関係ないんだよ。

 それ以上に大好きなものと言われたらこの隣にいるかわいい雅ちゃん、ただ一人だけ。いや、ごめん。妹も、あと親友も入るかもしれない。兄貴はいいや。好きじゃないから。

 雅ちゃんはとってもかわいい。というか美しい。ファッションブランド、プリンセスフィーの社長の一人娘で、ファッション美容その他もろもろ完璧。いつも黒くて艶やかで長い髪を一つに結んでいる。

 それだけでもすごいのにテストでは常に上位三位にいる。ちなみに僕は最下位付近だから聞かないでくれると嬉しい。

 そして雅ちゃんは運動もできる。女子一位の座は中等部の時から阻止してるんじゃないかなと思う。さすが完璧天才美少女。なお僕は運動もできずいつも最下位に近いのでこれも聞かないで欲しい。

 なんでこんな子がずっと僕と幼なじみをしてくれているのか、ずっと隣にいてくれているのかはわからない。(僕がずっとくっついているからが最有力候補)

 そんな美少女雅ちゃんの隣にいる僕は雅ちゃんのことが好きだ。友達としてとか幼なじみだからじゃなくて、ひとりの女性として好き。

 いつもよりも近くに来られると心臓バクバクするし顔見れなくなっちゃう。真っ赤な顔は見られたくないから少女漫画のヒーローみたいにかっこよく片腕で隠そうとするけど雅ちゃんは僕の腕を振り解いて真っ赤な照れ顔を見ている時が多い。