もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編

『あの子の命日は今週の土曜日……』



それが頭から離れない。



藍の体調は戻りつつある…。



過去の話をしていいのかどうか、


自然に思い出させるべきなのか、ここ2日ほどずっと悩んでる。




その間にも

藍は



「やっぱり……私と健人以外の女の子がいた気がする…って言うかね。最近その夢ばっかり見るの。」



「なまえも聞こえなくて、顔にもボヤがかかってるんだけど。」


その次の日も、


「今日は猫がでてきた……。」



これは…………。


話すのも時間の問題かもしれない。