もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか 続編

「…っ本当は、償いなんてさせに来たわけじゃないの。」



じゃあなんで……。



「あの子がせっかく守った命を大切にしてくれてるか見に来たくて。」


「藍は……。多分昔のことを覚えていません。」



勢いよく顔をあげる咲来さん