「君が色付けた道」

殺風景な街並み毎日同じ景色
灰色と黒のコントラストだけ
僅かな空を見つけた

君光る交差点どこかで出会ってた二人
交わる事のなかった光はこぼれ落ちる
涙と星屑のよう

知らないフリをしながらお互いを尊重し
目があっても知らないフリ

確かにそうだったクラスメート
卒業してからだいぶ歩いてきて

お互いがお互いを確かめ合う術も捨てた

だからかな思い出が新たな道標となり
またしても別れの数を増やすように
寄り道ばかりしていた

忘れてはいけないと
朝日が教えてくれて
同じリングの元へと
僕も早く帰らないと