「場所は違っても同じ風」

あの時の君の涙が忘れられない決意の雨
ぼやけても顔に張り付く意地っ張りの顔

少し強引に一緒になった二人の道で待つ
君からのお便りで少し安堵しながら待つ

立場が変わった恋人にも送る風

君の住む街からのとびきりのニュースに
驚かされて急な一人旅を始めてみた

素直になれれば君に会えるけれど
君からの一歩目をただ待つことにしたんだ

乱れる風にのせた春の涙を
今度こそは花びらに置き換えて

君のための涙なんてもう残ってないと
おのろけでも何でもいいと笑っている

そうだよね
こんな風に思えたのも
あの時の涙が落とした決意の夢
僕に注がれた涙が今を輝かせていたんだね

いつの時でも君を待つ街から
僕の為の一歩目を踏み出す君への
ターニングポイントを見ていた

こんな風に思えたのも
君のせいにしておくね

そうすれば君は慌てて
すっ飛んで来てくれるね

いつもどおりの想定外
僕達にはピッタリだと
あの時よりも確かな義

これからは指輪で繋いだ絆へ

悲しい詩をまだ唄い出す