三好くんの仰せのままに




それなら、いっそ、賭けてみようか。




「俺に捧げろよ、オマエの高2の夏休み」




そういえばこの日、星座占いは1位だった。
天気予報では夕方から雨だったし、ほんと、どいつもこいつも嘘ばっかりだ。


現実から逃避行する脳内は宇宙、星は遠くから見れば綺麗だけど、近くで見たらただの石。




「俺の腕が治るまで—————三好稀の専属メイドに任命します」




最悪に最低な、最もかっこわるい方法で。

最高にあつい夏休みを、手に入れたのだ。