俺が話しかけると、どもりながら返してくれた。


敬語だったけど・・・。


俺は堅苦しくて、敬語を止めさせようと年齢を聞いた。


同い年だった。


「じゃあ、ため口でいいね。」


そういうと、香珠美は柔らかい笑みを浮かべて頷いた。