【短編】揺れる桜の木の下で…

「うん。当分騒がしいだろうなぁ。」


ちょっとイライラ。


秋が言ってあげようか?って言ってくれたけど、私は首を横に振った。



チャイムが鳴って、人混みが捌けていった。


ふう、やっと静かになった・・・。




教科書を机に出してボーっとしていると、クリスがノートの切れ端を渡してきた。



“ゴメン、うるさくて。”


頑張って日本語で書いてくれたのが嬉しい。