「ああ、来た!結梨絵ちゃん!こっちだよ!今日はかわいい服着てる!メイクのし甲斐がある!」
「ありがとうございます。お願いしま……あっ」
しまった……。
口を押える。
「どうしたの?」
「いえ、服は忘れずに持ってきたのに、コンタクトを忘れました……」
「ああそうか、眼鏡はずすと顔とかよく見えないんだったよね?別にいいんじゃない?この間も大丈夫だったし」
菜々さんが私の髪にスプレーしながら言葉を続けます。
「それに、見えないほうがいいこともある……」
「見えないほうがいいこと?」
「あ、何でもない。っていうか、うん、今日はせっかくデコルテがかわいく見える服着てるから、髪の毛を少し後ろで束ねようかな?」
「お任せします」
そうか。服装に合わせて髪型も変えるのがオシャレなんだ。私は……厚いとか寒いとか基準で髪型作ってたなぁ。あと、ラーメン食べるときに邪魔だとか……。
今日は、化粧をしてから仕上げにヘアアイロンを取り出して、前に出した髪の毛をくるくると巻いてくれました。
あれ?もしかして、わざわざこのためにヘアアイロンまで大学に持ってきてくださったのでしょうか?
「さ、できた!今日も結梨絵ちゃんかわいい!」
眼鏡を顔の前に充てて鏡を見る。
「ありがとうございます。菜々さん、お化粧とても上手で、嬉しいです」
眼鏡はハンカチにくるんでバックの中に入れる。コンタクトを忘れたので、眼鏡ケースもないのです。
「そうだ。菜々さん、化粧していただいたお礼です」
「え?お礼なんていいよ!こっちの都合で飲み会に来てもらうんだし……。むしろこっちがお礼したいくらいっていうか、お礼はあいつからもらうし」
あいつ?
「いえ、大したものではないのでもらってください。趣味で作っているものなので、その、むしろ迷惑かもしれないですけれど……」
菜々さんの手の中に、小さなガラス玉のついたストラップを渡す。
「うわー、きれい!何?これ、作ったの?作れるの?ビー玉みたいなのを買って作るの?すごいね、白い花が入ってて、青くて本当に素敵」
光に透かすようにして、菜々さんはストラップを持ち上げた。
「そのビー玉みたいなのは、トンボ玉っていいます。ガラスの棒をバーナーであぶってとかして作るんです」
「すごい、すごい!嬉しい、ありがとう!これ、世界に一つだけってことだよね?」
「ありがとうございます。お願いしま……あっ」
しまった……。
口を押える。
「どうしたの?」
「いえ、服は忘れずに持ってきたのに、コンタクトを忘れました……」
「ああそうか、眼鏡はずすと顔とかよく見えないんだったよね?別にいいんじゃない?この間も大丈夫だったし」
菜々さんが私の髪にスプレーしながら言葉を続けます。
「それに、見えないほうがいいこともある……」
「見えないほうがいいこと?」
「あ、何でもない。っていうか、うん、今日はせっかくデコルテがかわいく見える服着てるから、髪の毛を少し後ろで束ねようかな?」
「お任せします」
そうか。服装に合わせて髪型も変えるのがオシャレなんだ。私は……厚いとか寒いとか基準で髪型作ってたなぁ。あと、ラーメン食べるときに邪魔だとか……。
今日は、化粧をしてから仕上げにヘアアイロンを取り出して、前に出した髪の毛をくるくると巻いてくれました。
あれ?もしかして、わざわざこのためにヘアアイロンまで大学に持ってきてくださったのでしょうか?
「さ、できた!今日も結梨絵ちゃんかわいい!」
眼鏡を顔の前に充てて鏡を見る。
「ありがとうございます。菜々さん、お化粧とても上手で、嬉しいです」
眼鏡はハンカチにくるんでバックの中に入れる。コンタクトを忘れたので、眼鏡ケースもないのです。
「そうだ。菜々さん、化粧していただいたお礼です」
「え?お礼なんていいよ!こっちの都合で飲み会に来てもらうんだし……。むしろこっちがお礼したいくらいっていうか、お礼はあいつからもらうし」
あいつ?
「いえ、大したものではないのでもらってください。趣味で作っているものなので、その、むしろ迷惑かもしれないですけれど……」
菜々さんの手の中に、小さなガラス玉のついたストラップを渡す。
「うわー、きれい!何?これ、作ったの?作れるの?ビー玉みたいなのを買って作るの?すごいね、白い花が入ってて、青くて本当に素敵」
光に透かすようにして、菜々さんはストラップを持ち上げた。
「そのビー玉みたいなのは、トンボ玉っていいます。ガラスの棒をバーナーであぶってとかして作るんです」
「すごい、すごい!嬉しい、ありがとう!これ、世界に一つだけってことだよね?」


