「キミさ、苦しくないわけ？」

はっきり言って、私にとってのあなたの第一印象はあまり良くなかった。

「あの先輩、付き合ってるヤツがいるんだって」

そんなこと、とっくに知ってる。

「俺を頼って」
「いつでも話聞く」

けれど、そんなあなたはいつしか私の中で大きな存在となっていた。

「･･････俺にしとけば」

ねえ、いつも、私のそばで見守っていてくれるのは、どうしてなの？


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学校一のハイスペックモテ王子
桐ヶ谷玲緒(きりがやれお)

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一途でがんばり屋な女の子
畠山萌花(はたけやまもえか)




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その恋に気づけば、もうあと戻りはできない──


【キュン死寸前の溺愛ラブに注意！】