「あなたは…小西 理菜さん?」
青山 舞が驚いた声をあげた
私の頭からつま先まで
じっくりと眺めたあと
パジャマ姿の私の顔を
睨むように見てきた
「生徒が何してるのよ」
「何…って言われても」
夫婦ですから!
って言ってやろうかと思ったけど
西九条と結婚したことを
認めたことになりそうで
嫌だった
「あ、そっか
青山先生と西九条って
付き合ってたんだっけ?」
理科研究室でのワンシーンを
思い出した私が
頭をぼりぼりと掻きながら
呟いた
「付き合ってるなんて
一言も言ってねえだろ!」
後ろから
西九条の声が聞こえてきた
振り返ると
フライ返しを持っている西九条が
腕を組んで立っていた
「隼夜に差し入れを
持ってきたの」
青山が袋を持ち上げた
「…で?」
西九条が不機嫌な声を出す
「夜は来るなって言うから
朝に来たんだけど
早すぎたかな?」
居心地の悪そうな青山が
少し哀れに見えた
青山 舞が驚いた声をあげた
私の頭からつま先まで
じっくりと眺めたあと
パジャマ姿の私の顔を
睨むように見てきた
「生徒が何してるのよ」
「何…って言われても」
夫婦ですから!
って言ってやろうかと思ったけど
西九条と結婚したことを
認めたことになりそうで
嫌だった
「あ、そっか
青山先生と西九条って
付き合ってたんだっけ?」
理科研究室でのワンシーンを
思い出した私が
頭をぼりぼりと掻きながら
呟いた
「付き合ってるなんて
一言も言ってねえだろ!」
後ろから
西九条の声が聞こえてきた
振り返ると
フライ返しを持っている西九条が
腕を組んで立っていた
「隼夜に差し入れを
持ってきたの」
青山が袋を持ち上げた
「…で?」
西九条が不機嫌な声を出す
「夜は来るなって言うから
朝に来たんだけど
早すぎたかな?」
居心地の悪そうな青山が
少し哀れに見えた

