「そうなんだ。その恋叶うといいね」



そう言うとなぜか反応がない




「優雅?」


「その子好きなやつがいるらしい」




えっ



「でも諦めなければきっと、、、」


「その二人な、すっごくお似合いなんだ。いつも一緒にいて、お互いのことなんでも分かってて」



そう言って海を眺める優雅




あまりにも悲しそうな顔をしているためなんて声をかけていいのか分からない





「って美夢にこんな話しても意味ないのにな。ごめんな。気にしないでくれ」



「そろそろ帰ろ」そう言って立ち上がる優雅に





「優雅!がんばろう!私も恋頑張るから!優雅も頑張ろう!!」



と言った。




最初はびっくりしていた優雅だけどすぐに「おう!」と返事をしてくれた