美しい夢を君とⅡ



「じゃあ最初から話します。
まず1年前、樹くんに言われて夜闇に潜入。
その後黒鴉の幹部に採用。
黒鴉の幹部になったと同時にやつに命令されて鳳竜の下っ端として潜入。
以上です。」






おんおん、なるほどね




って、おい




「まさか、優雅が言ってた連絡取れない下っ端ってあんた?」




「ご名答」




ご名答じゃねーよ




「優雅に正体ばらさないの?」



「うん、総長にとって俺は黒鴉のスパイだからね。
まぁもしいつか雷神として会えたらちゃんと話して謝るよ」




「あっそ」




「あ!思い出した!あんた私たちが鳳竜の倉庫に行ったとき、私の方見て笑ったやつだ!!!」



急に玲夏ちゃんが叫ぶからびっくりした



「いやー、すみません。炎舞の方たち俺の正体知らないんだよなっておもったら面白くて。」



「樹、こいつ殴っていい?」




笑顔でそう言う玲夏ちゃん




怖いっす





「だから最初に殴るなよって言ったじゃんか。


まぁ一発だけならいいぞ」



「え?!樹さん?!」




その瞬間、玲夏ちゃんと來の鬼ごっこが始まった

















もちろん勝者は玲夏ちゃん





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