美しい夢を君とⅡ


「総長は龍音が好きですか!!」



やっとまともな質問が来たと思ったらこれか



ユキはなんて返すんだろうか





「好きだよ。すっごく好き」


「メンバーのことも好きですか!?」


「当たり前じゃん。嫌いな人なんかいない」


「じゃあなんで全然来てくれないんですか!!大事な戦いの時にもいない!姫が誘拐された時も!!!」



どんどん感情的になっていく和樹



思わず止めようとするがユキに「大丈夫だから」と言われてしまった





「大事な時に、姫が誘拐された時に総長として近くにいてやれなかったこと。ほんとにすまないと思ってる。」


「謝って欲しい訳じゃないんです、、、。俺が1番聞きたいのは、、、なんで姫と会わないんですか?どうしてですか?姫に聞いても教えてくれないし、、、」



「、、、それについては今から話すからちゃんと聞いて、"ちゃんと見てほしい"」




"見てほしい"という言葉にみんなが疑問を抱いているのが分かる





「どういうことですか?」




「、、、和樹。いままでごめんね」





そういつもとは違う声で言ったユキ








「え、、、?総長?ですよね??なんで姫さんの声、、、」




和樹のその呟きにほかの下っ端たちも困惑している














「それはね。

私が龍音10代目総長、柚月 美夢だから」










フードもキャップもマスクも取り結んでいた髪も解いた















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