そんな声が後ろから聞こえてくる
振り返らなくても誰かなんて分かる
「高校生のガキが俺たちに命令すんのか?」
なぜか喧嘩腰のやつ。てかあんたらも多分高校生だろ
「だから、邪魔」
それに怯まない彼
「てめぇ!俺たち族の人間だぞ!!お前なんか1発でボロボロにできるんだからな!!」
なんか弱っちい言葉だな
「邪魔」
その一言にやつらがキレた
一斉に殴り掛かる
1対5って卑怯すぎ
まぁどうせやつらが負けるけどね
1分もかからずに勝負は終わった
「なんでこんなとこに居んの?海くんに迎え来てもらわなかったわけ?」
「携帯の電源切れたから連絡できなかった」
「じゃあ結華たちと帰ればよかったじゃん」
「結華は稜と帰るでしょ。邪魔なんかできない。それに1人で帰りたい気分だった」
「あっそ、早く帰んなよ。また襲われるぞ」
「襲われてなんかない」
そう言うと誰かに電話をかけ始めた
「あ、青空くん?美夢居たよ。いまから送るから。うん、じゃあ」
え?青空くん?
「ちょっと玲夜、なんで青空くん?」
「今何時か知ってんの?23時」
23時?そんなに経ってたんだ

