美しい夢を君とⅡ



そんな声が後ろから聞こえてくる



振り返らなくても誰かなんて分かる




「高校生のガキが俺たちに命令すんのか?」



なぜか喧嘩腰のやつ。てかあんたらも多分高校生だろ



「だから、邪魔」



それに怯まない彼




「てめぇ!俺たち族の人間だぞ!!お前なんか1発でボロボロにできるんだからな!!」




なんか弱っちい言葉だな




「邪魔」





その一言にやつらがキレた




一斉に殴り掛かる




1対5って卑怯すぎ




まぁどうせやつらが負けるけどね














1分もかからずに勝負は終わった



「なんでこんなとこに居んの?海くんに迎え来てもらわなかったわけ?」


「携帯の電源切れたから連絡できなかった」


「じゃあ結華たちと帰ればよかったじゃん」


「結華は稜と帰るでしょ。邪魔なんかできない。それに1人で帰りたい気分だった」


「あっそ、早く帰んなよ。また襲われるぞ」


「襲われてなんかない」




そう言うと誰かに電話をかけ始めた





「あ、青空くん?美夢居たよ。いまから送るから。うん、じゃあ」




え?青空くん?




「ちょっと玲夜、なんで青空くん?」


「今何時か知ってんの?23時」




23時?そんなに経ってたんだ