『もしもし。』
 
『もしもしっ隼人。俺.裕弥。』

 
『知ってる。で.何?用事?』
 
『退学ぢゃなくてよかったな.俺.ホッとしたよ。』
 
『俺が.素直に謝ったからぢゃねぇの。』
 
『めずらしっ。』
 
裕弥が笑いながらからかってくる。
 
『黙れ.ば〜か。』
 
『ばかって...隼人のほうがばかぢゃん。』
 
『もう.お互いばかぢゃね?こんなしょぼい言い合いしてる時点で。』
 
『ま〜な。あと俺.一週間後詩ちゃんに告白するから。』 
 
『あぁ。』
 
『ぢゃあな。』
 
そういって電話は切れた。