君 想 い

『.........』
 
裕弥は黙り込んだまま下を向いている。
 
『おい.なんとか言えやっ』
 
隼人はそこにあった花瓶をおもいっきり床に叩きつけた。
パリーン

 
 
それはまるで二人の友情が壊れた音のようだった...
 
 

『言った。』
 
裕弥が小さい声で返事をした。