君 想 い

『久しぶりだな.隼人とゆっくり話すの。』
 
裕弥が嬉しそうに言う。
 
『あぁ.クラス離れたらあんま会えねえもんな。』 
 
この二人中学校からの友達で.なんでも話せる.親友だった。
 
 
『なぁ...裕弥』
 
隼人が小さい声で呼び掛ける。
 
『ん?』
 
 
『おまえ詩になんか言った?』
 
その場の空気が凍り付いた。