君 想 い

『詩ちゃん!!おはよう』
 
朝教室に入ると千恵が声をかけてきた。
 
 
『おはよう。』
 
わたしは昨日全然眠れなかったせいで倒れる寸前だった。
 
 
『詩ちゃん.寝不足?目のしたくまできてるよ。』
 
ガラガラガラガラ
 
『詩.千恵おはよう。』
 
『『おはよう〜』』
 
 
『詩.顔色悪すぎ。どうしたの?』
 
『なんでもない。大丈夫。』 
二人には言えない...
 
わたしの気持ちが左右してるなんて。