幼なじみだけどそうじゃない・・・!!

俺の提案にようやく頷いてくれた。

にしてもぎこちないことに変わりはない。

周りをキョロキョロ見渡しているし、何か探しているのだろうか。

たこ焼き屋は見つかったんだけど。


「さっきからどーした?」


問いかけるとビクッと肩を揺らし、俺の方を少し見た。

浴衣に上目遣い・・・。良い。


「ちーくんは気にしてないみたいだけどさ、好きな人に私といるのバレたらまずいんじゃないの?」


何だそういうことか。
俺が自分のことが好きだなんて考えてないんだな。


「何も問題がないからこーやってんだよ」
「そっか・・・」


本当のことを答えても、一華は腑に落ちてないようだ。

それへの助言もどきをさらに続けた。