最善策はちーくんとも杉山くんとも関わらずに半田さんと話す。

そして心の拠り所になってもらう。

でも厳しいか。

きっと半田さんはひたすらちーくんに話しかける。


(杉山くんと話せるわけないし・・・どのみちぼっち確定かぁ・・・・)


せめてあまり触りのないように空気に徹しようと思った。





あっという間に時間は流れ、憂鬱でしかない7限目突入。

席は私の隣がちーくんで私の目の前が杉山くん、そしてその杉山くんの隣が半田さんという席になった。

ちーくんが私の隣に座ってきたせいでこうなった。

既に半田さんから反感をくらったかもしれない。

しかも席の場所的に半田さんと話しにくい。

無理。

ちーくんと杉山くんの間を無視して半田さんに話しかける勇気なんてないし・・・。

今回は先生が黒板に書いた①〜⑧の中からどれが調べたいか班で話し合い決めるのが主な内容。