幼なじみだけどそうじゃない・・・!!

ちーくんは目を細めて笑いながらそう言った。

こんな穏やかな顔、今まで見た事がない。


(私の誕生日、覚えててくれたの?)


「あり・・・がとう」


そっとそれを受け取る。

私の両手を納まるぐらいであまり大きいものではない。

嬉しい。ちーくんが私にプレゼント・・・。

心がポカポカしてきた。

あと頭がぽわぽわする。

都合のいい夢を見ているみたいだ。


「喜んでくれてよかった」


ふっとちーくんが笑った。

そう言われて自分の顔が嬉しさのあまり緩みきっていたことに気づいた。

急に現実に引き戻されていく。

ニヤニヤしてなかった!?ヨダレ、は垂れてない!

どんな顔してたのか正確には分からず、間抜けな顔を晒してしまったことだけが分かった。