「明希…お前はどうしたいの?」



いきなりの言葉にビックリした私は、俯いて泣きながら答えられなかった。



もうすぐ産まれてくる子供や、慶の為にもこの中途半端な関係をどうにかしたいと思っていた。



でも、あまりにも冷たく聞こえたパパの言葉に…



ただ泣いたまま、何も言えない。



もう…
結婚は無理なの?


パパは私と、別れるの?



何でそんな聞き方なの?



頭の中がグチャグチャで、何考えてるか、自分でもわからなかった。