俺と百合は見つめ合い、


夕日が眩しいその場所で、


恋に落ちた近くの場所で…



優しく唇を重ねる。




その日以来、俺らは付き合うことになった。



相変わらず百合の化粧は濃く、

口調も悪い、態度も悪い。


ヤンキーな所も変わらない。


でも、俺にしか知らない百合の本性。




俺の前では素で居てくれる百合…


一生懸命自分を創っている百合だからこそ、



俺は惚れたのかもしれない。



今の俺は、素の百合も強がりな百合も、

すべて大好きだ…。




また今日も百合は暴言を吐きながら、

俺はそれを優しく見つめている…。





【END】