あきの部屋のローテーブルに2人で宿題を広げる。
ベットを背に、
肩が当たりそうで当たらない距離。
「…今日、なんて言われた?」
あきは宿題に目を向けたまま聞いた。
あきの横顔が整ってて、
細い指先はスラスラとシャーペンをノートに走らせる。
「なにが?」
「保育園。今さらすっとぼけんなよ。」
「…。」
やっぱり、あきは気づいて空が寝るまで普段通りに過ごしてくれてたんだ…。
「なんでも話せよ。
…一応兄妹なんだから。」
兄妹…
その言葉が少し胸を締め付ける。
こっちを見るあきの鋭い目に、
「今日ね…
お絵かきの時間があったんだって…。」
私は少しずつ、口を開く。
