先生との話を終え、
あきと空が待つ公園に向かう。
花なんか見ても今は何とも思えないし、
すれ違う人の足元しか見えない。
空に話した方がいいのかな?
でもまだ3歳。
現実は重すぎるし…。
「ママ!」
は!っと気づいたらもう公園にいて、
私に駆け寄る空がいた。
そっと抱きしめると空の温もりを感じる。
「今日、あきちゃんの唐揚げだって!」
「そっか。楽しみだね!」
「…うん!」
空の返事に間があったのは…
空はきっと何かに勘づいているから。
あきがこの状況を察していない訳がない。
「帰るぞー。」
なのに普段通りに接してくれる。
「空、肩車してやるから。
海智、自転車押してけよ。」
あきなりの優しさなんだろうな。
