脆姫は過去に生きる

悲しい記憶がよみがえる。

傷だらけの鉄平の、冷たい頬に触れた日の記憶が・・・



横になっている私の瞳から次々に涙が溢れる。

もうどこだっていいや。

なんだっていいや。

今ここに鉄平がいる。

触れれば温かい。

もう一度一緒に居られる。

それだけでいいや。