驚いてしまった私は
思わずシャワーを隼人へと向けていた。

気が付くとずぶ濡れになった隼人が
「給湯器の電源入れるの忘れただけかよ…
心配させやがって。」
と言いドアを閉めていった。

脱衣場で音がするなぁと思いながらも
体を洗いながら湯船にお湯が溜まるのを
待っていた。

しばらくすると隼人が
「このままだと俺が風邪ひくから。」
と言いドアを開けて入ってきた。

私は慌てて湯船に浸かったが
隼人のほうが一足早く
バスルームへと入ってきた。