「香織っ…これだけ言わせて。」


「楓…?」


「お別れは悲しいし、寂しい。だけどね、きっとねその先には…明るい未来があると思うの。香織なら…絶対に見つけられると思うの。」


「っ…かえ…でっ…。」


「私たちのこと、忘れて欲しくないけどっ…忘れちゃうぐらいに楽しんでよねっ…!」


「…ん。」


「でもでも…忘れちゃダメだからねっ…!」


「…ん。」


「さよならねっ…香織…!」


「…ん!」