それからドロケイをしたり、ミニゲームをしたり、お化け屋敷をしたり……。 たった1日なのに、凄く楽しい、幸せな時間を送った。 「最後となりますが…香織ちゃんに、クラスからのプレゼントを贈りたいと思います!」 そう言って、楓は袋を抱えて私の方へとやってきた。 「楓…?」 「香織っ…これにはねっ…クラスのみんなからの一言メッセージが書いてあるタスキと…寄せ書きが入ってるの。……絶対に私たちのこと…っ…忘れないでね?」