―高校1年の春―

入学式のこの日、
初めて加奈と出会った。

あたしは、
なにも分からずに
怖かった。
そんなあたしに、
加奈は優しく元気に、
声をかけてくれたよね。
「はじめましてっ!
竹内 加奈ですっ!
加奈って呼んでね☆
よろしく♪」

それからあたし達は、
すぐに仲良くなった。
高校2年になって、
あたしに運命の出会いが訪れた。

この日も、
普段と変わりなく加奈と
学校に行った。
「は~い静かに。新しく転入生が来ました。
木口 春人君です」
「木口 春人です。
よろしく。」

一目惚れをした。