夜明けの光をあつめながら

「・・・・別に気にしてません。
確かに、『その通り』かも知れませんし」

「じゃあどうして?」

どうしてか・・・・・。
今は答えたくない。

「・・・・なんでもいいじゃないですか。
今は仕事中です。
私語はできる限り謹んで下さい」

「おお怖っ!
とても『十六歳のセリフ』じゃないね」

・・・・うるさいです。