それに悠馬ったら中学になってから急に大人ぶっちゃって、今まではるりちゃんって呼んでたのに、急にるりって呼び捨てにするようになった。
本当だったら中学も別の学区だったはずなんだけど、ちょうど私が中学に上がるタイミングで私の家が引っ越しをしたから同じ学区になったんだ。
そして一歳年下の悠馬が入学してきたこの春から同じ学校に通うことになった。でもまさかこんなことになるなんて…。
私はため息をついてさっちゃんに、「ちょっと待ってて」って断ってから、クラスメイトが見守る中急いで悠馬のもとへと向かった。
そして奴の腕をグイとつかんで、引っ張った。
「ちょっと来て!」
「へ?何?」
そう言いながらも廊下をぐんぐん進む私に、悠馬は大人しくついてくる。
途中何人かの女の子に指をさされたような気がしたけど、気にしてはいられなかった。
そして廊下の突き当たり、屋上へと続く階段の前まできて誰もいないことを確かめてから、手を離した。
「いてて、るりって意外と怪力だよな」
「もうっ!教室に来ないでって言ってるじゃない!」
もう何回めだろう。こうやって悠馬に怒るのは。でも全然効き目がなくて全然言うことをきいてくれない。
今も強く言ったのに、まったく反省してるそぶりはなくてちょっと眉を上げただけだ。
「だって雨が降ってきたから。るりどうせ傘持ってきてないんだろ」
私はうっと言葉につまってしまった。さすが幼なじみ…。私のことをよくわかってる。
でもだからって小さな子供じゃないんだから迎えに来なくてもいいのに!!
…そう、悠馬は部活がない日は必ずといっていいほど、こうやって教室まで迎えにくるんだ。
小さい頃から私のあとをついてまわるクセがいまだに抜けていないなんて、信じられない!もう中学生なのに。
私はそれが嫌でたまらない。
本当だったら中学も別の学区だったはずなんだけど、ちょうど私が中学に上がるタイミングで私の家が引っ越しをしたから同じ学区になったんだ。
そして一歳年下の悠馬が入学してきたこの春から同じ学校に通うことになった。でもまさかこんなことになるなんて…。
私はため息をついてさっちゃんに、「ちょっと待ってて」って断ってから、クラスメイトが見守る中急いで悠馬のもとへと向かった。
そして奴の腕をグイとつかんで、引っ張った。
「ちょっと来て!」
「へ?何?」
そう言いながらも廊下をぐんぐん進む私に、悠馬は大人しくついてくる。
途中何人かの女の子に指をさされたような気がしたけど、気にしてはいられなかった。
そして廊下の突き当たり、屋上へと続く階段の前まできて誰もいないことを確かめてから、手を離した。
「いてて、るりって意外と怪力だよな」
「もうっ!教室に来ないでって言ってるじゃない!」
もう何回めだろう。こうやって悠馬に怒るのは。でも全然効き目がなくて全然言うことをきいてくれない。
今も強く言ったのに、まったく反省してるそぶりはなくてちょっと眉を上げただけだ。
「だって雨が降ってきたから。るりどうせ傘持ってきてないんだろ」
私はうっと言葉につまってしまった。さすが幼なじみ…。私のことをよくわかってる。
でもだからって小さな子供じゃないんだから迎えに来なくてもいいのに!!
…そう、悠馬は部活がない日は必ずといっていいほど、こうやって教室まで迎えにくるんだ。
小さい頃から私のあとをついてまわるクセがいまだに抜けていないなんて、信じられない!もう中学生なのに。
私はそれが嫌でたまらない。


