「わあ!リョーちゃん!」
部屋に戻ったらリョーちゃんがいた
「オレの方が早かった
…
イトのママにお土産おいてきたよ!」
「ありがと」
リョーちゃん
帰って来てくれて
ありがと
「イト、早く髪乾かせば?
風邪ひくと悪いし…
オレ、乾かしてあげるから座って…」
「うん」
リョーちゃんの前に座った
「イト、シャンプー変えた?
なんか前と違う匂い」
「うん、最近変えた
どっちがいい?」
「どっちも好き
イトの匂いだから…
…
他のオトコの匂いつけるのだけは
やめてほしいけどね」
「そんなの、つかないよ」
「うん、だよね…信じてる」
リョーちゃんが後ろから私の首に鼻をつけた
「イト…好き…
…
会いたかった」
今度は鼻じゃない感触
首元にキスされて身体が熱くなった



