ロミオは、愛を奏でる。


気まずくなって

イトを連れ出した



「ただいまー」



「亮汰おかえり
帰ってくるなら言ってよ!
今日、こっち泊まるの?
夕飯は?」



「すぐ帰る
紹介したい人がいる」



「なに?急に?
あら、イトちゃんもいるの?」



「こんばんは」



「こんばんは
イトちゃん、時間あったらあがったら?」



「オレの彼女」



イトを紹介した



「え?」



「聞こえなかった?
オレの彼女」



「聞こえるけど…

え?」



「付き合ってるから…イトと…」