ロミオは、愛を奏でる。


「それにしても
リョーちゃんとお兄ちゃん
仲良すぎ!」



「まぁね…
ユート、オレのこと大好きだからな

オレもユート好きだけど…

でもイトが一番だから大丈夫だよ」



オレもいつか家族を持って

結婚してもずっと

奥さんのこと好きって言える夫婦になりたいな



ユートがどれだけ木々羅を愛してるか

悔しいから

さっきの話は誰にも言わない



「お兄ちゃんと何話したの?
お兄ちゃんなんか言ってた?」



「内緒〜!」



「もぉ!なんで?
怒ってた?ビックリしてた?
私の悪口言ってたでしょ!」



「あー、言ってたかも…
手に負えないって…」



「お兄ちゃん、ヒドイ!」



「ユートの話聞いたら
イトのこと、もっと好きになった」



「ん?なんで?」



「内緒〜!」



「ズルい!リョーちゃん」



オレのことをずっと好きでいてくれたこと

オレのために頑張ってくれてたこと

オレが知らない時間のイトを知ったら

もっと好きになった



オレはイトと夫婦になったら

あの時からずっと好き…じゃなくて

あの時よりもっと好き…って

ユートに言ってやろう



「イト、好きだよ」



「どれくらい?」



「ん?昨日より好き」



1日1日

イトをもっと好きになっていくから…