ロミオは、愛を奏でる。


会社終わり

近くのダイニングバーで待ち合わせした



「お疲れ様です
すみません
お待たせしました」



「おつかれさま

今日も来ないと思った
週明けから、疲れてそうだったし…」



「…」



「大丈夫?なんかあった?」



リョーちゃんと同じ聞き方



「はい、大丈夫です」



もぉ誰にも迷惑かけない



「それなら、詮索しないけど…

廣永、何飲む?」



「じゃあ、アイスティーで…」



「アルコール飲まないの?
飲めないっけ?」



「飲めますよ」



「だよね…
会社の飲み会だといつも飲んでるもんな
オレ、ビール飲んでいい?」



「はい、どーぞ…
今日は、お付き合いできなくてすみません」



「じゃあ、次回ね…」



飲みたい気分ではなかった



でもひとりでいたくなかった