「橋本さん、ちょっといいかな〜?」 表ではこんなに可愛い声してるのに、体育館裏に行くと、ビックリするぐらいに声低くなるんだよね。 ……それにしても、今日は人数少し多いな。 あまり激しくないのを願うしかないか…。 大人しく着いて行き、もう何回連れられたか分からない体育館裏。 「あんた、いつまでやるつもり?」 「…何回も言うけど、私と祐希くんの関係をあなたたちに否定されなきゃいけない理由はない。」 「ッ…相変わらず生意気ね!」