「えっと…。」 「あんたさぁ、何様のつもり?」 教室での口調とは打って変わっていて、驚きが隠せない。 「え…?あの…。」 「軽々と祐希様に近付いて…!」 怒りを露わにして私を睨んでくる1人の女子に続いて、そうだそうだと言ってくる2人の女子。 「あなたたちだって…好きならアピールすればいいじゃん。」 そうだよ、好きなら好きって言えばいいじゃん。 私は間違ったこと、言ってないはず。