その声とともに、キスが落ちてきた。
「好きだよ、俺は。だったじゃない。俺は水谷の事、好きだよ。」
え……?
「じゃあっ…じゃあなんでっ…他の子とキスするのっ…。」
「あれは事故だったんだよ。いきなり顔近づけられて、キスされた。」
「今日も…カラオケ…行く予定なんでしょ。」
「あぁ…それは。でも、他の男も来るし、ただみんなで歌うだけだよ。」
「…っ。」
「俺が好きなのは…水谷だけだから。」
「瑞…希くん」
「今度はちゃんと俺から。
水谷…ーーーー俺と、付き合って下さい。」
「はいっ……!」
fin