え……。


翔を見れば、明らかに怒っている様子。


「あんなやつらに着いて行くとか…ほんとばかなんじゃねぇの!?」


「ぅっ…ごめんなさい…。」



「俺が来なかったらどうやってたか…分かってんのかよ。」



確かに、翔は少し息切れしてる。


「どうして…来てくれたの?」



「はぁ?家にいて、いきなり幼なじみの切羽詰まった声聞いたら誰でも走って行くだろ。」


「あり…がと…。」