「翔…今日、私日直だから帰るの遅くなる。」 そう、翔のご両親は共働きで、帰ってくるのが深夜の0時とか。 ちなみに、私の両親も共働き。 だから、夜ご飯は2人でご飯を食べるんだ。 でも今日は日直だから、ご飯作れない…。 「別にいいよ。それより灰原さん、あんまり話しかけないでくれる?」 「えっ…あっ…ごめん。」 冷たい声だけが聞こえた。 翔の目は、私ではな難しそうなく本に注がれている。 何よ…話す時ぐらい、目見てくれたっていいじゃん。 それに…いつからか私の事、苗字呼びだし。