「日野 瑛人です。」
新しいバイトが入ってきた。
同じ歳で 学部は違ったけど同じ大学だった。
イケメンだった。
そしてタイプだったから
きっと一目惚れだったんだと思う。
「チーフ仕事教えてあげてね。」
店長が私の前に瑛人を連れてきた。
「いつから私がチーフになったんですか?」
新しいバイトには仕事を教えていたけど
また適当なこと言って
「あれ?マナもうチーフじゃなかったか?」
「そんなのきいてないです。」
「じゃ 今日からチーフで〜」
店長はそういうと笑顔で私の頭を
ポンポンと叩いた。
「お時給上がるんですよね?」
「考えておく〜」
鷹嘴 優 たかのはし まさる
先月 30歳になったらしい。
すんばらしい名前だ。
いい男なんだけど チャラい…
見た目は大人の男だけど
口を開くと撃沈…
口が悪くて適当だし
人の気にしてるところえぐるし
女癖も悪いらしく とっかえひっかえ
私なら絶対だめだ。
でも不思議なのは店長の前だと
気をつけないと
正体がバレてしまいそうになる。
適当だけど仕事は出来る人だ。
周りの居酒屋が潰れてるけど
うちの店だけは毎晩お客さんで一杯。
「そろそろ来月のメニュー開発はじめるかな。」
仕事をしてる店長はカッコ良い。
喋らないといいんだけどね。
残念すぎる。
「あの…俺は何をしたら?」
店長の後ろ姿を見てたら
瑛人が困った様に私を見た。
その瞬間
ドキン ドキン
初めて私の 心臓が鳴った。
新しいバイトが入ってきた。
同じ歳で 学部は違ったけど同じ大学だった。
イケメンだった。
そしてタイプだったから
きっと一目惚れだったんだと思う。
「チーフ仕事教えてあげてね。」
店長が私の前に瑛人を連れてきた。
「いつから私がチーフになったんですか?」
新しいバイトには仕事を教えていたけど
また適当なこと言って
「あれ?マナもうチーフじゃなかったか?」
「そんなのきいてないです。」
「じゃ 今日からチーフで〜」
店長はそういうと笑顔で私の頭を
ポンポンと叩いた。
「お時給上がるんですよね?」
「考えておく〜」
鷹嘴 優 たかのはし まさる
先月 30歳になったらしい。
すんばらしい名前だ。
いい男なんだけど チャラい…
見た目は大人の男だけど
口を開くと撃沈…
口が悪くて適当だし
人の気にしてるところえぐるし
女癖も悪いらしく とっかえひっかえ
私なら絶対だめだ。
でも不思議なのは店長の前だと
気をつけないと
正体がバレてしまいそうになる。
適当だけど仕事は出来る人だ。
周りの居酒屋が潰れてるけど
うちの店だけは毎晩お客さんで一杯。
「そろそろ来月のメニュー開発はじめるかな。」
仕事をしてる店長はカッコ良い。
喋らないといいんだけどね。
残念すぎる。
「あの…俺は何をしたら?」
店長の後ろ姿を見てたら
瑛人が困った様に私を見た。
その瞬間
ドキン ドキン
初めて私の 心臓が鳴った。
