こんな私でも貴方に愛されますか?

「なに?」

「いや 店長とめっちゃ仲良しなんだ。」

「からかわれすぎ。
ホント嫌になっちゃう。」

「店長ってマナといるとき
優しい顔するよな。」

「そう?全然感じないけどな。」

「マナも・・・・・
自然体で楽しそうに見える。」

「楽しくないよ。
怒ってるんだもん。」

なんとなく不機嫌そうな瑛人に

これってもしかして嫉妬してる?
まさか・・・・私に・・・・

相手が店長って言うのが少し
気にはなるけれど・・・・・・。

「もう長い付き合いだしね 店長。」

なんとなく微妙な沈黙に焦る。

「明日って昼間 用事ある?」

え?明日・・・・・・
もう小躍りしたいくらいなのに

明日は念を押された店長の用事だ。


「明日は用事があるの。」


「そうか。
いや また誘うから。」

「うん そうして・・・・。」

瑛人が足早に去っていったら
私の心の中に何か喜びが沸き上がる。

絶対今 嫉妬してたよね?
これって 私の事が気になってるってことよね。


自分に自信ができると
駆け引き何て言う 姑息な手を使うようになる。

相手が店長って言うのは
少し残念だけれど

カウンセリングマナとしては
嫉妬心は好きの裏返しだってそう
頭に入れていたから

私の事まんざらでもない

きっとそうだよ。

今までの自分にはありえなかった
こんな考え方・・・・・・


ずいぶんと偉くなったもんだわ。


嫉妬する事はあっても
される事なんてなかったからね。


なんか楽しい
恋の駆け引きって・・・・・・・


杏の存在も忘れて勝手な妄想をして
心が暴走する。

瑛人が彼氏だったら・・・・・・
私は絶対離さない


夢なんていらない。

瑛人の目に映る自分を想像して悶絶。


「マナ~何してんの?」
同僚の女子に覗き込まれる。


「なんでもな~~い!!
さ 片づけして来る~~~」


慌ててテーブルに避難する。