こんな私でも貴方に愛されますか?

ただの友達って事だよね。
利用するって事だよね。

「うん。」
でも私はそう答えるわ。

瑛人と会えなくなるのは悲しすぎるから。
瑛人が好きだから・・・・・。

「ありがとう。
よかった。もっとマナといろんな事話したいと
思っていたから。」

会ってたらいつか私を好きになってくれるの?

好きになってくれる努力してもいいの?

こんなに人を好きになったの初めてなんだもん。

人生で初めて泣きながら寝た。
自分の想いがどんどん強くなってきて
瑛人を知ると切なくて


瑛人と杏があまりにお似合いすぎるから・・・・

二人の過ごしてきた時間を
やめようと思ってるのに想像してしまう。

杏に会わなかったらよかった。
心を残している瑛人を知ってしまったのが悲しい。


うつらうつらと朝を迎えて
なかなか起きれずにいたらスマホが鳴りだした。

「ママだ・・・・・。」

ため息をつきながら電話に出る。
言いたい事はわかっているから。

『進路どうなってるの?
こっちに戻ってくるんでしょ?』
母もさすがにイライラしてる。

『まだわかんない。』

『就職活動も始めてないのにどうするの。
帰ってくるしかないでしょう。』

いつもそのやりとりをのらりくらりとやり過ごす。

でももうそろそろ何とかしないといけない。
向こうには帰りたくないんだもん。

『うちの会社で働けるようにしてあるから。』

もっといやだ。
家族は大好きだけど あの中にいる私は大嫌い。

離れて暮らして私はやっと少しだけ
本当の自分と向き合えるようになった。

無理していい子したりしなくていい。
卑屈さを寝るまで隠さなくてよくなった。


そして瑛人と一緒にいたい。
今人生一番 辛いかもしれない。

隠そうとしても隠せない
でも知られてはいけない・・・・この想いを・・・

好きなの

そう言ったら終わってしまうような気がするから。