こんな私でも貴方に愛されますか?

ラインをしたらすぐに返信が来た。

『どこにいるの?
近いから 迎えに行くわ。』

やった!!
思わず声が出た。

待ち合わせ時間までトイレに行って
確認する。

多少メイクは落ちてるけど
とりあえずリップとファンで手直しする。

間違いなくいつものマナじゃない
ちょっと恥ずかしいな。

千夏のあざといポーズを思い出して
一人でやってみたけど

失敗に終わる。
あの可愛らしさを私ができるまでは
まだまだ修行が必要かも・・・・・。

あえて帽子は紙袋にしまった。

夜の風は少し冷たいけど
心地よいのは店長に喋りすぎた興奮かな。

『ついた~』

ラインを読んでもう一度鏡を見て
急いで階段を駆け上がった。


瑛人いた!!

車に近づいたら助手席を開けてくれた。

「よっ・・・あれ?」
瑛人のいい反応に気分が良くなった。

「急に呼び出してごめんね。
用事終わったから せっかく誘ってくれてたから。」

言い訳のように急いで座って
シートベルトをつけた。

「マナ イメチェン
めっちゃいい感じじゃん!!」

瑛人がいきなりライトをつけた。

「や ちょっと恥ずかしいんだけど~」

「あ~~いいわ~~
めっちゃ似合うわ~~~。」

瑛人に会ってよかった。
またさらに 自分が好きになれそうだ。

「恥ずかしいから電気消そうよ~。」

瑛人は笑いながらハンドルを握った。

「今日はイメチェンの日だったのか?」

「あ うん。」
店長の用事の事は 言わない方がいいな。

「カラーもパーマも初めてだったから。」

「今までしたことないんだ。
それがびっくりだけど
マナらしいな。」

「私らしいって失礼だね。」

プンプンみたいにちょっと怒ってみた。

あざとかったかな。

「マナ明るくなったよ。
髪の色みたいに あはは~~~」

瑛人の笑い声っていい感じなんだ。
嘘とか絶対ない

瑛人の人柄だよなって思う。