途端にチームの流れは持っていかれ、 結局、3点差をつけられて負けてしまった。 「よっしゃぁ!1点追加!!」 「保田、ナイスプレー!」 悔しかった。 あの時の俺はきっと、 自分の力を過信しすぎていたんだと思う。 でも先輩達は、 そんな俺をみても何も責めなかった。 「お疲れ、斗蒼はよく頑張ったよ。」 「お前がいなかったら、 ここまで来れてねーしな!」 ____その時、俺はやるべきことを確信したんだ。