小鳥たちの声でアラームより早く起きたら、スマホが頭のそばに転がっていた。
真夜中まで、水樹くん推奨お天気アプリの変動とにらめっこしてたせいだ。
ベッドに横たわったまま、眠気眼でアプリを開くと。
……ああ、よかった、ちゃんと晴れマーク。
胸をなでおろす。
メッセージアプリのなかにも、ちゃんと水樹くんの名前があることを確認する。
昨日交換したものだけど、夜のうちに消えてなくなっちゃってるんじゃないかと不安で仕方なかった。
全部、夢だったんじゃないかって。
夢じゃ、なかったんだな。
水樹くんの名前を見るだけで胸がぎゅうとなって寝ていられなくて、ベッドから起きあがって窓の外を見た。
窓越しなのに空は、見たこともないくらい青い、青い。


