僕はこの世界に感謝した後、絶望した。
何故僕がこんな、生き地獄に堕ちたような報いを受けなければならない?
何の為の僕?
何の為に必死でもがく?
いや、考えるだけ無駄か。
もう、手遅れなんだ。
「なぁ、お前はどういう気持ちなんだよ」
目の前の血だらけの同級生に問うた。
勿論返事はない。
だって僕が殺したから。