信じてよ…野球部の皆

「お前来てたんだ?」

冷たく言い放たれた

「えっ、どうゆう事?」

「紗夕さん、虐めてたんでしょ?」

イジメなんてしていない

なんで、なんでまた裏切られるの?

嫌われない様に頑張ってきたのに

「なんで黙ってんの?」

「私は、していないよ」

どうせ、否定する

知ってても心のどこかで期待してしまう

「嘘とかはいいんだよ。紗夕には、痣とかもあるし?」

きっと、自分で付けたんだ

知らないよ。私は...知らないよ

でも、きっと誰も信じてくれない

家族以外は...。

「やってない...。知らないよ」

「もういい。野球部から出てけ」

嘘でしょ?

「結局、人は裏切る...んだね。た...、とえ...ずっといった...人でも」

「は?どう...「バイバイ。元気...でね(ニコッ)」...」

もう会わない事だろうな